見積もりで比較するハウスメーカーの選び方

マイホームを購入するにあたっては予算の枠内で理想のイメージに近づけるには、複数のハウスメーカーに相見積もりをだしてもらうのがオススメの対策です。複数のハウスメーカーから提示された見積もりを比較することで、一戸建て住宅の建築に必要な費用の相場間隔をある程度身に付けることができます。また建築の専門家の提案を受けることで、理想のプランに近づけるための方法論を認識することにもつながるはず。暮らす人にとって理想の間取りを具体的にイメージするうえでも、複数のハウスメーカーから相見積もりをだすことは有益です。そこで見積もりを出してもらって、最適のハウスメーカーの選び方について注意するべき事項も含めて御紹介しましょう。

まず比較対象するといっても数が多過ぎれば、優先事項が曖昧になり時間や手間も膨大になりすぎます。実践的なのは2-3社程度にメーカーを絞ることです。ハウスメーカーを絞り込むには、施工法の特徴や得意にするデザインなどは事前の情報収集がポイント。住宅展示場を訪問したりカタログをチェックするなどして、自分の希望する間取りや暮らす環境をイメージして、依頼したくなるようなハウスメーカーを選ぶことが大事です。

見積を依頼するときには、予算は忌憚なく明らかに伝えることが重要です。予算には厳密な上限があるのか、プランによっては予算の上澄みが可能なのか、によって間取りやデザインも大きく異なってきます。予算を具体的にイメージするのが難しいときには、頭金にまわせる預貯金の額と毎月の返済可能額を担当者に伝えることがオススメです。担当者が返済可能額をもとに予算額の上限を明らかにしてくれることもあります。

そしてマイホームの間取りや方向性を決める上で大事なのは、敷地条件と地盤にあります。土地を購入しても予算を確保することができても、容積率や建蔽率で事実上建築制限を受ける場合があるほどです。とくに都市部では都市計画法の用途地域の確認は必須事項といえます。そしてできる限り早い段階で着手しておきたいのは地盤調査です。地域によっては軟弱地盤のため地盤改良工事が必要で予算が大幅に増加することも。地盤補強が必要になると、数百万円単位の追加出費が必要になるので、水田や沼沢地のうえに整備されたようなエリアは要注意といえます。

水回りの設備などもマイホームの選び方で大きな要素。予算の制限ですべてを希望のスペックで揃えることが出来ない場合があるので優先順位を付けることもポイントです。

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見積もりで比較するハウスメーカーの選び方

2019年10月30日

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